店主 北山 一夫
近くにはジャンボカラオケなどもあり、若者が通りがかることも多い場所にある「焼鳥の老舗 きたやま」。
取材に応じてくださったのは、店主の北山一夫さんだ。
焼鳥の老舗きたやま 北山さん
焼鳥一筋45年、老舗の味をアピールしている。鶏がまるごと届いて、捌くところから最後まで手作り。
しかし、上新庄駅周辺には有名チェーン店がひしめく。多くの若者は安心を求めてチェーン店に行く傾向が強い。
そうした状況下で、上新庄南商店会全体の事も含めてどうしていけば良いだろうかという話になった。
「やっぱり人と人とのつながりを強くして、結束していきたい。魅力のある商店会にしないと店舗も加入してくれへん。」
やはりここでも、商店会への加入数減少が問題になってくる。全国的な問題とはいえ、商店会にとっては頭が痛い。
北山さんは「ウチも今はちょっと若者が入りにくいお店なのかも」とおっしゃっていたが取材中に若者が来店。心配は無さそうだ。
上新庄南の強みは”若者”との距離の近さ。うまく若者を巻き込めるような取り組みに、今後も期待していきたい。
上新庄南商店会の一角にある「串かつ居酒屋 はじけ家」の代表、中井さん。起業したのは25歳の誕生日だ。
20歳の頃に「25歳の誕生日にやる!」と決めて実行した有言実行者で、話す姿もデキる男そのもの。
中井さんに、【上新庄南商店会がもっと盛り上がるためにはどのようなものが必要か】というテーマをぶつけてみた。
「ほとんどの人が組合に入っていないのが現状だけど、もっと商店会全体で何かできるようにしたい。」
上新庄南商店会は全くイベントをしていないわけではないが、まだまだ面白いことをやっていきたいと話していた。
中井さんが立ち上がれば、若いメンバーが足りていないとされる地域社会にきっと新しい風を巻き起こすだろう。
代表 田中 等
昭和60年から上新庄南商店会に店を構える「ヘアーブティック24」。代表の田中さんに話を伺った。
実際にお店を経営しながら美容業界でコンサルタント業も行う敏腕経営者であり、上新庄南商店会の元会長。
そんな田中さんに、【現在の東淀川区商店会連盟の課題について】というテーマをぶつけてみた。
田中さん1
「昔は20ぐらいの商店会が加盟していたけど、今は5つ。もっと声をかけて会員を集めていかないとね。」
会員を集めるためには、加盟してもらえる強いメリットを作り出す事も必要だという。区商店会連盟内のつながり作りもそのひとつだろう。
みんなが経営の勉強をすることも必要だということで、声がかかれば経営勉強会なども行えると話す。会いに行ってみると良いアドバイスが貰えるはずだ。